OpenLaszlo4.0ベータ1がリリースされた。今までユーザーインターフェイスはFlashを使って表現していたが、4.0からはAjaxも使えるようになる。
Laszlo Systemsは4日、OpenLaszlo4.0ベータ1をリリースした。今までユーザーインターフェイスはFlashを使って表現していたが、4.0からはDHTMLにも対応し、Ajaxを使った表現も可能になる。
「OpenLaszlo」はWebアプリケーションに、簡単にFlashによるリッチユーザインターフェイスを導入することができるランタイム。XMLベースのLZXと呼ばれるファイルとJavaScriptで記述された「Laszloアプリケーション」をWebサーバに配置するだけで、自動的にFlashファイルが作成され、ブラウザに表示させることができる。様々なコンポーネントも用意されているため、開発者は容易に、Flashのみで構成されたWebアプリケーションを作成することが可能になる。
今回リリースされたOpenLaszlo4.0ベータ1は、今までFlashでしか表現できなかったユーザーインターフェイスに、新たにDHTMLを対応させた。そのためOpenLaszloを使うことで、FlashもAjaxも表現手段として使用できるようになり、さらにユーザーインターフェイスの表現の幅が広がった。しかも、FlashとDHTML用に別々のソースを用意する必要はなく、1つのソースからFlashとDHTMLをコンパイルすることができる。
実際に動作させたユーザーインターフェイスはOpenLaszloのデモサイトで、Flash版、DHTML版ともに確認することができる。OpenLaszloはオープンソースのため、同社Webサイトから無料でダウンロードすることができる。
OpenLaszlo
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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