クラウドファンディングサイト「Makuake」で134万円を集めた『擬人化でまなぼ!ネットワークのしくみ』応援プロジェクト。2月18日、いよいよ本書が刊行となりました。初心者にとって分かりづらいネットワークのプロトコル(システムや用語)を擬人化、彼女たちのやり取りを楽しみながらネットワークのしくみを直感的に理解できるのが魅力です。
初心者には分かりづらいネットワークのしくみ。一度勉強しようとして挫折した方もいらっしゃるかもしれません。複雑な構造と難解な用語で初心者を寄せつけない「ネットワーク」を誰でも直感的に理解できるようにするには、いったいどうすればいいのでしょうか。
翔泳社が2月18日(木)に刊行した『擬人化でまなぼ!ネットワークのしくみ』では、プロトコルを人気絵師の108号さんが擬人化し、HTTPやFTPなどの性質をキャラクターの性格に落とし込みました。彼女たちのやり取りを読み進めるだけで、自然とネットワークのしくみを理解することができます。解説はオタク文化にも造詣が深いネットワークの専門家、中央大学総合政策学部・准教授の岡嶋裕史さんによる確かなものです。
本書は2015年11月にクラウドファンディングサイト「Makuake」で『擬人化でまなぼ!ネットワークのしくみ』応援プロジェクトを実施。さまざまなメディアでも取り上げられたことをご覧になった方もいらっしゃるでしょう。プロジェクトは開始1日で目標額の30万円を達成し、最終的に約134万円を集めることに成功しました。
いままでネットワークについて勉強しようと思っても手が伸びていなかった方、挫折した経験を持つ方、あるいは擬人化で興味を持った方、ぜひ彼女たちと一緒に現代人が知っておくべき最低限の教養として「ネットワークのしくみ」を学んでいきましょう!
目次
- プロローグ
- 第1話:いざ、OSIの迷宮へ!
- 第2話:速さか確かさかで大げんか
- 第3話:広大なネットワークへの旅立ち
- 第4話:やさしいパケットの届け方
- 第5話:やがてネットワークの果てにたどりつく
- 第6話:名前解決を牛耳るビッグ13の影
- 第7話:電波に乗ってどこまでも
- 番外編:ぽろりもあるよ! 脆弱性だらけの水着大会
- エピローグ
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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