グレープシティは、業務アプリケーション開発に便利なコンポーネントを多数収録したスイート製品の最新版「ComponentOne Studio 2015J v3」を1月20日に発売した。
「ComponentOne Studio」は、Windowsフォーム、ASP.NET Web Forms、ASP.NET MVC、WPF、Silverlight、Windowsストアのアプリケーション開発のためのコンポーネントを収録したスイート製品。業務アプリケーション開発に必要なグリッド、チャート、帳票といったさまざまなUI部品を提供している。
今回発売された「ComponentOne Studio 2015J v3」は、新機能として、高速で軽量、正確さと安定感、多彩な表現力を兼ね備えた帳票コンポーネント「FlexReport(フレックスレポート)」を追加している。
FlexReportは、折れ線グラフや棒グラフ、円グラフや積み上げグラフといった90種類以上のチャートや、QRコードなどの30種類以上のバーコードをサポートする。さらに、専用デザイナである「FlexReport Designer」を使うことで、柔軟なレイアウト調整、データベースの定義を容易に行える。ノンコーディングで利用できるため、開発完了後にエンドユーザー自身でデザインを変更したい場合にも利用可能。
AccessやCrystal Reportsで作成した帳票からの変換にも対応している。
FlexReportで出力できるデータ形式は、印刷(紙)、PDF、HTML、Microsoft Excel、RTF、Microsoft Word、画像。
なお「ComponentOne Studio」はサブスクリプション方式で販売しており、初回費用(税込)は、「ComponentOne Studio Enterprise」の1ユーザーライセンス16万2000円、1年単位の更新費用は初回費用の40%にあたる6万4800円。
【関連リンク】
・グレープシティ
・ComponentOne Studio 2015J v3
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です