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日本Javaユーザーグループ、Java EE仕様策定プロセスの移管をOracleに求める世界的な活動への支援を表明

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 日本Javaユーザーグループ(以下、JJUG)は6月14日、Java EE 8仕様策定に遅れを来し始めているOracleに対し、策定プロセスの移管を求めていく世界的な活動「Java EE Guardians」の呼びかけに賛同し、その活動を支援することを表明。併せて、Java EE Guardiansの活動内容を日本のJavaコミュニティに紹介した。

 Java EE Guardians発足の背景には、Javaの仕様策定を行っているJCP(Java Community Process)で中心的な役割を果たすべきOracleの活動量が落ちていることがある。JJUGはその例として、JJUGで注目している仕様「MVC 1.0」において、スペックリード(仕様策定の推進役)であるOracleの人物がメーリングリストへ返信しない状態が続いていることを紹介。他の仕様においても同様な状況が見られ、進行中である「Java EE 8」の仕様策定に遅延が生じ始めているという。

 このような状況への懸念から結成されたJava EE Guardiansは、Oracleに対して改善を求めると同時に、Java EEの仕様作成を推進力のある企業へ移管すべきといった提案を行っている。同団体の活動には、Javaの生みの親であるJames Gosling氏をはじめ、多くの人々やユーザーグループが支援を表明している。

 JJUGは、Java EE Guardiansを支援する理由について、次のように述べている。

 JJUGは、Java EE Guardiansの呼びかけに賛同し、その活動を支援します。Java EEの活性が失われることは、Java全体の将来にとってよいことではありません。

 日本においてJava EE Guardiansの活動を紹介し、OracleがJavaへの注力を弱めているという印象はJavaの未来への不安をかきたてることになるかもしれません。しかし、そもそもJavaはOracleだけのものではありません。Javaを使う人がいるからこそ、Javaは発展してきました。であれば、コミュニティがJavaの現状について懸念を表明し、健全な未来にむけて活動を行うのは重要だと考えます。

 ただし、今回の支援表明は、Java EEという標準の存在がベンダも含めたエコシステムを生み、それがJavaの利用を広める力となっていることを鑑みて、今後も定期的なリリースが行われることを強く期待するゆえ。JJUGがJava EEの利用を強く推奨するものではないという。

 支援表明の最後では「日本のJavaコミュニティの皆さんへ」として、JJUGは次のように呼びかけている。

 Java EE Guardiansが活動をおこなっているのは、Javaにおいてコミュニティ活動が健全に機能し、Javaの未来にむけて一致団結しているということを意味します。

 ぜひ、この問題に対して議論してください。OracleをはじめとするJava EEベンダーへ話を聞いてみてください。そうした活動がJavaをより発展させるものと信じています。

【関連リンク】
JJUG「Java EE Guardiansへの支援表明と活動紹介」
日本Javaユーザーグループ(JJUG)

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