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CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

「PyCon JP 2016」レポート

PyCon JP 2016 開催前レポート
~第1回 開催概要・キーノート

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 こんにちは、PyCon JP 2016メディアチームの山口です。毎年恒例のPyCon JPですが、今年も開催が迫ってきました! 今年はみなさんからの期待が大きく、すでにチケット残数がわずかとなっています。今年のPyCon JPではどのような試みが行われるのか、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この連載では、みなさんに今年のPyCon JPの内容をいち早くお知らせしたいと思います。連載第1回は、PyCon JPの開催概要や座長挨拶、キーノートについてご紹介します。

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開催概要

PyCon JPとは

 PyCon JPは、Pythonユーザーが集まり、PythonやPythonを使ったソフトウェアについて情報交換、交流をするためのカンファレンスです。PyCon JPの開催を通じて、Pythonの使い手が一堂に集まり、Pythonにまつわる、さまざまな分野の知識や情報を交換し、新たな友達やコミュニティとのつながり、仕事やビジネスチャンスを増やせる場所とすることが目標です。

 PyCon JP 2016では、「Everyone's different, all are wonderful.」をテーマに据えました。Pythonをキーワードに多様な人たちが、いろいろ楽しめて、新しい可能性が生まれるカンファレンスを目指して、スタッフ全員で企画を進めています。詳細は本連載でたっぷりお伝えするので、どうぞご期待ください。

座長挨拶、新しい試みの紹介

 PyCon JP 2016 座長の鈴木たかのりです。

 PyCon(Python Conference)は、Pythonのユーザーが集まり交流するためのカンファレンスで、世界中で開催されています。PyCon JPは2011年から継続的に開催されており、国内最大のPythonユーザーの集まりであるだけでなく、海外からの参加者も一定数いる国際的なカンファレンスとなっています。ぜひ、PyCon JP 2016に参加して、日本や海外のPythonユーザー(Pythonista)と交流して楽しんでください。

 PyCon JP 2016のテーマは「Everyone's different, all are wonderful.」としました。このテーマの元となった言葉は、詩人金子みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」の一節「みんなちがってみんないい」です。PyCon JPというイベントには、さまざまなバックグラウンド(国籍、職業など)を持つ人たちが集まっています。その多様な人達がそれぞれに楽しみ、いろいろな発表や体験をしてくれるような素晴らしいイベントとなるように、このようなテーマとしました。

 テーマ決定の背景については、下記ブログに詳しく書いてあります。

 今年もDiamondスポンサーのフンザ(チケットキャンプ運営)様をはじめ多くのスポンサー企業、パトロンスポンサーのみなさんに多大なる支援をいただいています。みなさんの支援によって、キーノートスピーカーの招待、同時通訳、ドリンクサービス、遠方参加者の支援などさまざまなサービスが提供できています。スポンサー企業、パトロンのみなさんに厚く御礼申し上げます。

 今回は会場を早稲田大学の西早稲田キャンパスとしました。高田馬場駅、西早稲田駅、早稲田駅から徒歩圏内というアクセスしやすい立地です。

 PyCon JP 2016で変わったところや新しい試みについていくつか紹介します。それぞれの詳細や他のイベントについては、この連載のなかで紹介する予定です。

招待講演

 普段のPyCon JPでは聞けないようなトークを聞いてもらいたいと思い、通常のトークセッションに加えて招待講演を行うことにしました。PyCon JP 2016は大学で開催するということもあり、Pythonを使っている国内の研究者を招待し、どのような研究を行っているかという話をしてもらう予定です。

5トラックのトークセッション

 カンファレンスでは最大5トラック(昨年は3トラック)のトークセッションを平行で行います。会場の都合で昨年は聞きたいトークセッションが満席で聞けなかったということがありましたが、今年はそういったことも少なくなると思います。

 また、セッション数も全体で多くなるので、今までよりも、よりバラエティに富んだトークを用意する予定です。逆に、同じ時間帯に聞きたいものがカブったりすることがあるとは思いますが、そのときは録画したビデオなどで我慢してください。

Youth Coder Workshop

 昨年はじめての試みとして「子ども向けワークショップ」を実施しました。たくさんの親子に参加していただいて、非常に盛況でした。

 今年は少し年齢層を上げて「Youth Code Workshop」として開催します。対象年齢はキーボードでタイプ入力ができる、小学校高学年から中学生、高校生くらいまでとしています。

 また、現在参加者を募集しています。希望者はこちらからお申し込みください。

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この記事の著者

鈴木 たかのり(スズキ タカノリ)

PyCon JP 2016座長。 株式会社ビープラウド所属部内のサイトを作るためにZope/Ploneと出会い、その後必要にかられてPythonを使い始める。PyCon JPでは2011年1月のPyCo...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

八神 貴心(ヤガミ キシン)

PyCon JP 2016 キーノート担当。五反田〜品川近辺でインフラを作ったりコード書いたりしている。ここ数年はOSS関連の活動がマイブーム。最近好きなOSSはHugoLambCI。GitHub: ks888 Twitter: @ks888sk

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山口 祐子(ヤマグチ ユウコ)

PyCon JP 2016 広報・メディアスポンサー担当。PyCon JPは2016年から参加。普段は六本木の某IT企業でコードを書いている。社内ではPython派は少数なのが悩みどころ。趣味はヴァイオリン演奏とマラソン。 Twitter: @yukofeb

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/9582 2016/08/17 14:00

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