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Googleアナリティクスの管理画面とよくある設定内容

開発者のためのGoogleアナリティクス マスターガイド 第2回

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目次

Googleアナリティクスのよく使う設定項目(2)

デフォルトのページ

 [ビュー設定]にある項目です。ここには何も指定しないか、「index.html」と設定するのが一般的です。

 多くのウェブサイトが、「/」と「/index.html」では同じページが表示されるでしょう。Googleアナリティクスでは実際にページを表示したときのURLが計測され、「/」と「/index.html」は別ページとして行がわかれて計測されてしまいます。正確なページビュー数を調べるためには各行の数を足さなければなりません。

index.htmlが別ページとして計測される例
index.htmlが別ページとして計測される例

 そんなとき[デフォルトのページ]に「index.html」と設定しておくと、「/」のページも「/index.html」として計測され、行が分かれずに表示されます。

デフォルトのページを設定した例
デフォルトのページを設定した例

 [デフォルトのページ]に指定した値は、ページのパスの最後が「/」で終わっている場合にその後ろに付与されます。

  • デフォルトのページ:index.html
  • アクセスしたページ:/subdir/?param=value
  • 計測されるページ:/subdir/index.html?param=value

 指定する値を間違ってしまった場合、修正しても過去のデータには適用されない点にご注意ください。設定した時点以降のデータのみ正しい値で計測されるようになります。

目標

 [ビュー]>[目標]についてです。ウェブサイトのコンバージョンを定義します。設定できるタイプは5種類です。

  • 到達ページ:あるページへ到達したらコンバージョン達成とします(後述)
  • 滞在時間:ウェブサイトに特定の時間滞在したらコンバージョン達成とします
  • ページビュー数/スクリーンビュー数(セッションあたり):特定のページ数を閲覧したらコンバージョン達成とします
  • イベント:あるイベントが発生したらコンバージョン達成とします
  • スマートゴール:AdWordsと連携している場合利用できる機能で、良質なセッションと判定されたらコンバージョン達成とします

 目標を学ぶにあたっては実際のレポート画面を見た方がイメージがつきやすいことと思います。2016年8月に誰でもアクセスできるデモアカウントが公開されましたのでそちらもご覧ください。

 目標を設定することで計測された内容を評価しやすくなります。  例えばディスプレイ広告を出したときやメールマガジンを配信したとき、コンバージョンに影響があったかどうか、今後も続けていくべきか気になるでしょう。そんなときは参照元/メディアごとのコンバージョン率を確認することができます。

参照元/メディアでのコンバージョン確認
参照元/メディアでのコンバージョン確認

 何をコンバージョンとするかは、まずは資料請求やメールマガジンなどの申し込みフォームから始めるのがよいでしょう。

 それ以外は、実際にGoogleアナリティクスをしばらく使ったあとに溜まったデータを元に、どんな行動に価値があるのかを探しだしてみてください。コンバージョン設定とは、まさにウェブサイトのKGIやKPIの設定をするのと同様です。

到達ページ

 それでは申し込みフォームをコンバージョンとする場合の設定方法をご紹介します。 [新しい目標]より[到達ページ]タイプを選択して、申し込み完了ページを到達ページとして指定してください。  ステップも定義することができます。例えば申し込みの入力画面、確認画面などです。

目標設定
目標設定

 到達ページ入力欄の横、「等しい」「先頭が一致」「正規表現」といった比較方法を選択することができますが、これはページとして計測される値と比較を行います。

 ここで指定した比較方法は、目標到達プロセスの各ステップの比較方法にも適用されます。

 Googleアナリティクスのレポート画面に表示される目標の完了数は、どんな経路であれ到達ページへ行ったセッションの数が表示されます。しかし、それでは申し込みフォームを経由せずに誤って到達ページのURLへ行ってしまったセッションまで目標完了として計上されてしまいます。入力画面と確認画面を通って到達ページへ行ったより正確な目標の完了数も知りたくなるでしょう。

 そんなとき、ステップ1の必須を[はい]にすることで[目標到達プロセス]レポートで各ステップを通った目標の完了数を確認することができるようになります。

目標到達プロセスレポート
目標到達プロセスレポート

 注意したいのは、ステップ1が必須かどうかの設定は[目標到達プロセス]レポートにのみ影響を与えるということです。そのため、[目標到達プロセス]レポートで表示される目標の完了数と、別のレポートで表示される[目標Xの完了数](Xには目標の番号が表示されます)では値が異なる場合があります。

目標の値

 目標を作る際に値を設定することができます。目標達成したらいくらの価値があるとみなすかという金額を入力します。

 例えばウェブサイトで資料請求したユーザーのうち4割が、平均10万円分の商品を買っていることがわかっているのであれば、資料請求完了のコンバージョンには4万円(10万の4割)を値として設定するのがよいでしょう。

 目標の値を設定することでウェブサイトがどれくらいの金銭的価値を生み出しているかが一目瞭然になります。また、コンバージョンした際の経路となったページに[ページの価値]として金額が割り当てられ、各ページがどれくらいの金銭的価値があるのかを確認することができるようになります。

ページの価値
ページの価値

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連載:開発者のためのGoogleアナリティクス マスターガイド

著者プロフィール

  • 森田 怜依(NRIネットコム株式会社)(モリタ レイ)

     NRIネットコム株式会社にてGoogleアナリティクス360の導入とサポートを行っています。ウェブアプリやスマートフォンアプリの開発経験を活かし、Googleアナリティクスとその他のシステムを組み合わせた活用方法を促進してきました。

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