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開発者のためのGoogleアナリティクス マスターガイド

Googleアナリティクスの管理画面とよくある設定内容

開発者のためのGoogleアナリティクス マスターガイド 第2回

ユーザー管理

 次にGoogleアナリティクスにユーザーを追加したり、別のユーザーに権限を与えたりする方法について見てみましょう。

アカウント/プロパティ/ビューでユーザーを管理する

 Googleアナリティクスのレポート画面には、Googleアカウントを利用してログインします。自分の作成したビューに誰かを招待するときは相手がGoogleアカウントを持っているか確認してください。

 アカウント、プロパティ、ビューはGoogleアナリティクスのサーバーに保存されています。ユーザーはそれらのデータを見に行くことになりますので、誰が見ても同じ内容が表示されます(例外)。

 そのため人によって見せたいデータが異なる場合はそのパターンごとにプロパティまたはビューをわけ、適切な権限を与えなければいけません。

例外

 セグメントやカスタムレポートといった一部の機能はユーザーごとに作成されるため、他のユーザーからは見ることができません。

 例えば「テスト環境のデータを含むビュー」と「本番環境だけのデータを含むビュー」の2つを作成してある状態で、経営層には「本番環境だけのデータを含むビュー」を見せたいとします。その場合は経営層のGoogleアカウントに対し、見せたいビューに関する権限だけを与えるようにします。

 ビューの権限を与える場合は[管理]メニューの[ビュー]の下にある[ユーザー管理]から権限を設定します。

 一方ウェブサイトの管理者にはそのサイトに関するすべてのビューが見えるようにしたいとします。その場合は、今度はプロパティに関する権限だけを与えるようにします。

 プロパティの権限を与える場合は[管理]メニューの[プロパティ]の下にある[ユーザー管理]から権限を設定します。

 最後に、Googleアナリティクスの管理者にはあらゆるウェブサイトのビューが見えるようにしたいと考えるでしょう。ユーザーを一覧で確認できるようにしたいとも考えるかもしれません。その場合はアカウントの権限を与えます。

 アカウントの権限を与える場合は[管理]メニューの[アカウント]の下にある[ユーザー管理]から権限を設定します。

3つのユーザー管理
3つのユーザー管理
権限による見える範囲の変化
権限による見える範囲の変化

ユーザーの権限

 ユーザーの権限は4種類あります。より詳しくはこちらをご参照ください。

  • ユーザー管理:ユーザーを追加したり権限を変更したりできる権限です
  • 編集:[管理]メニューの各項目を設定できる権限です
  • 共有設定:共有操作を行える一部の機能(メモやマイレポートなど)で、共有することができる権限です
  • 表示と分析:レポートを閲覧できる権限です

 これらの権限はアカウント、プロパティ、ビューごとに設定できますが、上位で設定した権限は下位にも適用されます。

 つまりアカウントに対してユーザー管理権限を持っている場合は、各プロパティと各ビューのユーザー管理権限を持ちます。

特定の権限によってできること

 どの範囲にどの権限を持っているかでできることも変わってきます。今までビューを見せたいか見せたくないかでアカウント/プロパティ/ビューのどこに権限を付与すべきかを説明してきましたが、それ以外にも以下のような点に注意する必要があります。

  • アカウントの編集権限:フィルタを作成することができます
  • プロパティの編集権限:AdWordsやSearch Consoleなどと連携設定を行うことができます
  • ビューの編集権限:アカウントで作成されたフィルタを適用することができます

次のページ
Googleアナリティクスのよく使う設定項目(1)

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この記事の著者

森田 怜依(NRIネットコム株式会社)(モリタ レイ)

 NRIネットコム株式会社にてGoogleアナリティクス360の導入とサポートを行っています。ウェブアプリやスマートフォンアプリの開発経験を活かし、Googleアナリティクスとその他のシステムを組み合わせた活用方法を促進してきました。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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