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「Android Studio 2.2」がリリース、迅速なUI構築が可能な「Layout Editor」が搭載

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 米Googleは、開発者向けイベント「Google I/O 2016」でプレビューを行った、Android向けの統合開発環境「Android Studio 2.2」を、9月19日(現地時間)に公開した。

 「Android Studio 2.2」では、「スピード」「スマート」「Android platformのサポート」が大きなテーマとなっている。

 「スピード」における中心となるのは、新開発の「Layout Editor」で、新機能である「blueprintモード」と、各ウィジェットの属性を視覚的に確認できるプロパティパネルによって、迅速なAndroidアプリのUI構築を実現する。「Layout Editor」を利用すれば、複雑なネスト構造なしでダイナミックなレイアウトを作成可能で、Android API level 9(Gingerbread)との互換性も保たれている。

 「スマート」な開発を実現するのは、新機能である「APK analyzer」で、APKファイルに含まれる各コンポーネントのファイルサイズへの影響を簡単に確認でき、multi-dex関連のデバッグ時に役立つ。また、「Layout Inspector」やコード解析機能の強化、IntelliJの2016年1月3日付の新機能なども追加されている。

 「Android platformのサポート」では、Android 7.0 Nougatに搭載されるマルチウィンドウのサポートやQuick Settings API、新設計された通知といった最新の機能を用いたアプリ開発を支援するコードコンプリート機能を備えており、これらの新機能はAndroidエミュレータでもすべて試せる。

 このほか、Androidで新たに採用されたConstraintLayoutに対応したデザイン機能や、Android NDKによるC++を利用したアプリ開発など、20以上の新機能が追加された。


【関連リンク】
Google
Android開発者向けサイト(英語)
「Android Studio」

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https://codezine.jp/article/detail/9679 2016/09/20 14:50

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