グレープシティは、グラフやバーコードのデザインが可能なPDFデザイナを搭載し、WindowsだけでなくLinuxなど複数のOSに対応するレポートサーバを備えた帳票ソリューション「Elixir Report 8.7J」を、9月30日に発売する。1デザイナライセンスの税別価格は200000円（運用には運用サーバライセンスが必要）。
Elixir Reportは、罫線やテーブル、シェイプ、グラフ、バーコード、ラベルといったエレメントをドラッグ＆ドロップして、レポートをレイアウトできるPDFデザイナ機能を搭載するとともに、ウィザードを利用したプログラミングなしでのデータソースの接続、JDBC／CSV／Excel／XMLなどのデータ形式への対応やOLAP／LDAPなどデータ接続インターフェースの提供、1つの帳票上での複数のデータソースへの接続といった、多彩な機能を備えた帳票ソリューション。
今回発売する「Elixir Report 8.7J」では、マップチャート上にさまざまなデータを重ね合わせるレイヤーを追加する機能を新たに搭載しており、GIS（地理情報システム）で作成した地形データや道路網などのデータを、1つの地図上に重ね合わせて分析に利用できる。
このほか、ガントチャートに対応するとともに、データのXY分布から近似曲線を計算して傾向線を表示するXYデータ分析機能や、Pentaho Analysis Services（Mondrian）などOLAPデータベースへの他の外部データソースと同じ方法での接続、デザイナにおけるJavaScriptコード記述支援機能の追加といった機能向上が行われた。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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