インフラジスティックス、UXプロトタイピングツール「Indigo Studio」日本語版を発売

　インフラジスティックス・ジャパンは、モバイル、Web、デスクトップアプリケーションのUXプロトタイプを作成できるIndigo Studioの日本語版「Indigo Studio（JP） 2016 Vol.2」を、11月15日に発売した。あわせて、Indigo Studioと連動して作成したプロトタイプの共有やレビュー、ユーザビリティテストが可能なサービス「indigodesigned.com」の日本語版を提供する。

　Indigo Studioは、画面構造や各画面で発生するクリック、タッチ、スワイプなどのユーザー操作に対する状態の変更、画面遷移などをデザインして、プロトタイプとして動作させられるUXプロトタイピングツール。開発初期の段階で、プロトタイプを実際に動作させながらエンドユーザーとシステムエンジニア、開発者とデザイナーなどが議論を重ねられ、関係者間で画面イメージや操作性に共通認識を持たせられる。

　作成したプロトタイプはWebブラウザ上で動作し、PC、タブレット端末、スマートフォンなどさまざまなデバイスで利用できる。また、「indigodesigned.com」での共有にも対応する。

　税別価格は、通常サポート付きの購入価格が49500円、通常サポート付きの更新価格が24750円。

　「indigodesigned.com」は、プロジェクト単位、部門単位、企業単位で共通のレポジトリを作成し、アップロードしたプロトタイプを複数のユーザーが変更・管理可能な「グループワークスペース」機能を備えるほか、アップロードしたプロトタイプを全体、または限られたユーザー間で共有でき、画面または画面の一部分に対して質問やフィードバックを投稿可能なコメント機能を搭載する。

　このほか、共有したプロトタイプに対して、それぞれの利用シナリオ、機能にあわせた想定動作にあたるタスクを設定し、意図通りにユーザーが操作するかを確認できるユーザビリティテストを実施できる。

【関連リンク】
・インフラジスティックス・ジャパン
・「Indigo Studio」
・「indigodesigned.com」