AWSは11月26日、Amazon Route 53の新機能「Accelerated recovery for managing public DNS records」を発表した。同機能は、米国東部(バージニア北部)リージョンにおいてサービス障害が発生しても60分以内のリカバリータイム目標(RTO)でDNSレコードの管理を可能にするビジネス継続のための機能である。
この機能により、ミッションクリティカルなアプリケーションを運用する利用者は、サービス中断時にもDNSレコードの変更や新規インフラのプロビジョニング、トラフィックリダイレクトが可能となる。
また、Route 53 API(ChangeResourceRecordSets、GetChange、ListHostedZones、ListResourceRecordSetsなど)の主要操作へのアクセスも維持される。既存のAPIエンドポイントを変更せずに利用でき、従来のスクリプトやアプリケーションに影響はない。
Accelerated recovery機能は、AWSマネジメントコンソール、CLI、各種SDK、AWS CloudFormation、AWS CDKから有効化でき、追加コストは発生しない。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
