クラスメソッドは、Amazon Alexaおよび周辺のクラウド技術を専門に扱う事業部を、5月に発足した。すでに、海外グループ企業を通じてAmazon Alexa Skills Store向けにいくつかの音声対話アプリケーション(Alexa Skills)を公開し、利用シーンに合わせた音声対話インターフェース(VUI)の設計開発・運用保守を行っている。
Amazon Alexa事業部は、クラスメソッドと日本、カナダ、ドイツのグループ会社による混成チームで、最新のデバイスやクラウド技術をいち早く調査してテンプレート化し、多くのBtoCビジネスを行う企業向けに短期間で導入できるようにする。
チームメンバーは、クラウドやモバイルに関する専門家を中心に構成されており、今後は順次体制を強化しつつ、多くのAlexa Skillをリリースしていく。
また、外食、小売、医療、福祉、金融、メディア、ゲーム、旅行、ホテル、教育、生活、住宅、自動車など、さまざまなサービスに対応した音声対話のためのデザインテンプレートを用意するとともに、問い合わせやお知らせ、購入、予約、在庫やステータスの確認、アンケート、申し込みなど、音声対話インターフェースに関する設計や運用に関する手法を確立し、ITリテラシーに依存しないユニバーサルなユーザー体験の実現を目指す。
サービス内容は以下の通り。
- Amazon Alexa技術に関するコンサルティング
- 音声対話インタフェースに関するユーザー体験設計
- Amazon Echoデバイス向けAlexa Skill開発
- デバイス向けAVS(Alexa Voice Service)開発
- Amazon Lexを用いた汎用アプリケーション向けインタフェース開発
- Alexa Skillと連携するクラウド側API開発
- 公開済みSkillの運用保守
対応言語はAlexaの提供地域に準じており、現状では英語のみ対応している。
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