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USBケーブル1本で組み込みLinuxにトライ! 「BeagleBone Green」でセンシングしてみよう

IoT Starter Studio 第20回

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2017/07/27 14:00

目次

スクリプトを実行しよう

 スクリプトが書き込めたら、いよいよ実行です!

 センサを机の上などに置き、揺れなどを与えない状態にして、Terminalでpython accelerometer.pyとEnterを入力します。

 すると、上の図のように、x、y、zの値が2秒おきに次々と表示されていきます。これは、接続された3軸加速度センサから得られた加速度の値です。揺れを与えないようにしているので、あまり値に変化がないことがわかります。

 では、センサに揺れを与えてみましょう!BeagleBone Greenが壊れないように注意しながら、センサだけを手に持って振ってみてください。

 センサを振りながらTerminalを見てみると、x、y、zの値に大きな変化があることが確認できます。うまく加速度を検知することができました!

 このサンプルを応用すると、例えばBeagleBone Greenとセンサをドアに設置しておいて、x、y、zのうちいずれかの値が±1Gを超えたら誰かが出入りしたと判断してcurlコマンドでサーバに通知を送信したり、あるいはツイートしてみたり、といったことが考えられますね。

 センサ値の更新を止めるには、Control+Cキーを押しましょう。最後にexitとEnterを打つことで、BeagleBone GreenとのSSH接続を切断します。

おわりに

 USBケーブル1本でBeagleBone Greenを操作し、簡単なセンシングを行えることがわかりました。今回はGroveセンサを利用しましたが、もちろんGPIOを使って本格的なセンサ端末を作成することも可能です。

 今回はインターネットに接続してデータを送信することはしませんでしたが、Ethernetアダプタは普通のLinuxマシンと同様に使用でき、上の図のように市販の無線LANアダプタを使用することもできます。さらに、「BeagleBone Green Wireless」という、最初からWi-Fiに対応したモデルも販売されています。

 技適にも通っていて国内での使用も問題ないので、「センサデータを簡単にクラウドにアップしてみたい!」というLinuxエンジニアの方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

購入はこちら



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著者プロフィール

  • うこ(dotstudio株式会社)(ウコ)

     ハードウェアの試作からバックエンドシステム設計まで幅広く手がけるエンジニア。ヒトとテクノロジーの融和をモノづくりを通して表現することを目指し日々活動している。dotstudio株式会社で様々なエンジニアリング業務に携わりつつ、駆け出しの研究者としてヒトの知能と身体の関係を明らかにする研究にも取り組...

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