Eclipseを使った開発する際、多くのプロジェクトでLanguageパックを導入し、Eclipseの各種メニューを日本語させているのではないだろうか? EclipseはデフォルトのLocaleを読み込み、自動的にローカライズしてしまうため、Languageパックに含まれている様々な言語に触れる機会はほとんどない。
そこで、ここではEclipseのメニューを中国語に変えるやり方を例に、日本語以外の言語を表示させる、ちょっとしたTipsを紹介しよう(Windowsの場合)。
やり方はとても簡単。「eclipse/configuration/config.ini」を開き、「# End of file marker - must be here」とコメントされている行の上に、以下の1行を追加する。
osgi.nl=zh
あとは普通にeclipseを起動するだけだ。これでメニューが中国語化される。
先ほどのソースの右辺を変えるだけで、いろんな言語に変更することができる。ちなみに、「NLpack1」は以下の言語に対応している。
対応表
引数 | 言語 |
de | ドイツ語 |
es | スペイン語 |
fr | フランス語 |
it | イタリア語 |
ja | 日本語 |
ko | 韓国語 |
pt_BR | ポルトガル語(ブラジル) |
zh | 簡体字中国語(Simplified Chinese) |
zh_HK | 繁体字中国語・香港(Traditional Chinese) |
zh_TW | 繁体字中国語・台湾(Traditional Chinese) |
もし職場に外国から来たプログラマがいたら教えてあげよう。ひょっとしたら喜んでくれるかもしれない。