SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

DeveloperZine(デベロッパージン)- エンジニアの意思決定を支える技術情報メディア ProductZine

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

イベントレポート

SansanのiOSチームはなぜ開発効率が高いのか? スケーラビリティのある組織をつくる6つの施策

「iOS開発チームの特徴と開発方法を公開!」レポート(3)

スケーラビリティのあるチームをつくるために大切にした6つのこと(2)

4.CD(Continuous Delivery)

 CDにおける工夫として、Delivery Botを用いている。下図のように、リリース対象のブランチやバージョンなどの情報をSlack上でBotに指示するだけで、簡単にリリースを行えるようになっているのだ。

Slack上でBotに指示するだけでリリースできる。 Slack上でBotに指示するだけでリリースできる。
Slack上でBotに指示するだけでリリースできる。

 また、社内のテスターやデザイナーへ開発中のアプリを共有するため、DeployGateを導入している。Slack内の特定チャンネルに投稿されるQRコードを利用して、各メンバーへ配布ページへのリンク情報を共有しているのだ。

5.教育

 メンバーの教育のため、毎週火曜にSwift Study Lunchというランチ読書会を開催している。これまで『Swift実践入門』『iOSアプリ設計パターン』『Clean Architecture』などの本を読んできたという。社内のiOSエンジニア複数名が参加しており、各チームの技術共有の場としても機能している。

6.開発プロセス

 開発プロセスにも、いくつもの工夫がある。Pull Requestにおけるレビュアーアサインの自動化・負荷分散を行うため、Pull Pandaを導入している。また、毎月第4水曜日にBug Fix Dayという日を設け、プロジェクトの新規開発を行わずにバグ修正に専念しているという。Bug Fix Dayがあることで、さまざまな不具合の修正が進み、iOSアプリの信頼性が増したそうだ。ほかにも以下のような施策を実施し、開発プロセスの改善を続けている。

実施しているそのほかの施策
実施しているそのほかの施策

 「最後にまとめです。冒頭で提示したGitHub Contributorsのグラフからもわかるように、フェーズごとにアプリ開発に関わるメンバーは変わっていきます。チームに対してメンバーが望むことも変化しますし、チームで実現できることも変化していくでしょう。そのバランスを取りながら、Developer Experience (開発体験)を良い状態で維持していくことが大切になります」

この記事は参考になりましたか?

連載通知を行うには会員登録(無料)が必要です。
既に会員の方はを行ってください。
イベントレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

中薗 昴(ナカゾノ スバル)

 週の半分はエンジニア、もう半分はライター・編集者として働くパラレルキャリアの人。現職のエンジニアとして培った知識・経験を強みに、専門性の高いIT系コンテンツの制作を行う。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/11987 2020/02/26 11:00

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー