SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

【デブサミ2020関西】セッションレポート(PR)

DevとOpsの対立を見てきたエンジニアが提案する、両者に最適なインフラとは? 【デブサミ2020関西】

【B-2】関西企業のDevさんとOpsさんの間に立ちはだかる壁を見続けてきた インフラエンジニアが語るDevOps成功のためのインフラの話

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 開発者と運用管理者が密接に連携して効率化を図るDevOpsを成功させるにはどうしたらいいだろうか。実際のプラクティスも大事だが、最適なインフラを選ぶことも重要な観点となる。日本ヒューレット・パッカード 荒木健一氏がDevOpsに最適な最新HCIとして「HPE SimpliVity」の特徴や実装されたテクノロジーについて徹底解説する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本ヒューレット・パッカード株式会社 ハイブリッドIT事業統括 ストレージソリューション本部 荒木健一氏

かつてDevとOpsの間で起きていた悲劇

 日本ヒューレット・パッカード 荒木健一氏は国産メインフレームのフィールドエンジニアとしてエンジニア人生を始めた。作業場となるマシンルームには数百個ものLSIを搭載した水冷式のメインフレームが並び、その景色は子どものころに思い描いた「21世紀のコンピュータルームのようだった」という。

 メインフレーム時代のDev(開発者)はアプリケーション開発実装やシステム設計を行い、Ops(運用者)はテープやフロッピー交換などの定常業務、ログの監視やジョブ実行などの管理業務、あとはQAやトラブル対応などをしていた。荒木氏にはDevが花形で、Opsは世話役のイメージだった。

 後にオープンシステム、さらに仮想化の動きがあり、それまでDevが担当していたインフラ設計や運用設計がOpsに引き渡され、役割分担が変化していった。運用設計とはシステム運用のフレームワークを作ることにあたる。目的を定め、何をどこまで管理するか、定常業務の体制やスケジュール、トラブル発生時のフローなどを定める。最終的にはドキュメント化することで、属人化やブラックボックス化を防ぐ。

 長年、DevとOpsの役割分担は難しい課題となっている。荒木氏もかつて、悲しい対立を目撃したことがある。顧客企業の社員向け営業支援システムの開発プロジェクトでのこと。システム開発担当と運用担当がそれぞれ設計を行っていた。設計書は共通の場に保存されていたものの、互いに無関心で、詳細の中間レビューがされることはなかった。インフラが構築され、その上で開発したシステムのテストを始めてみると、プロジェクトと関係ないサービスのパフォーマンスが不安定になるという事態に陥った。

当時の状況

 対策会議を開いてみると、DevとOpsの間で「もう今さら変更できない。あなたがこちらに合わせてください」とバトルが勃発。最終的には互いに譲歩して設計を変更することになったものの、調整でサービス開始が遅れる羽目になった。荒木氏は部外者としてただ推移を見守るしかなく、心の中では「もっと早くからその話を進めてほしかった」と感じていたそうだ。

 こうしたバトルは珍しい話ではない。DevとOpsは互いに無関心になりがちだ。それで後になり問題が発生する。荒木氏は「互いに積極的にコミュニケーションし、理解を深め、共通の運用観点を持つことが取り組みをうまく進めていくうえで必要だと考えます」と指摘する。

次のページ
DevとOpsのインフラに対する観点と、両者に最適な「HPE  SimpliVity」

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【デブサミ2020関西】セッションレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/12854 2020/09/29 12:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング