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PMが知っておくべき、プロダクトマネジメントで重要な100のこと

プロダクトの成長を止めないために、採用活動はチームでコミットしよう

PMが知っておくべき、プロダクトマネジメントで重要な100のこと 第3回

チームからのアクション

 ここからは、採用活動にチームから関わっていくために必要なアクションについて触れていきます。

 まず、今まったく採用面接に参加していないのであれば、担当している部署に面接に参加させてもらえるように依頼しましょう。最初は現場の代表者からでも構いません。今採用の現場でどのように判断されているかを知るために、そして今採用面接を担当している部署に面接での質問を通じてチームが考えていることを知ってもらうきっかけとなります。最終的には採用の合否について、チームの意見を反映させてもらうことを目指します。

 すでに採用面接に参加しているというチームは「こういう人と一緒にプロダクトを作っていきたい」という基準をチームで作りましょう。その基準は採用時の判断基準だけではなく、チームの文化を改めて見つめ直すきっかけにもなります。これからチームで行う意思決定を採用だけでなくサポートしてくれることでしょう。この基準作りにチームで取り組むことによって、自律して動けるチームへも近づいていくと思います。合わせてその基準をベースに面接時に取り組んでもらう課題を作りましょう。面接での受け答えだけでなく、応募者のスキル面も確認が必要です。これも基準が決まっていれば、どのような課題解決能力にフォーカスするかが決まってきます。

 そして、採用した人をどう受け入れていくかを決めましょう。チームに蓄積された有形無形の知識をどのように伝え、新しく入る人がより早くパフォーマンスを出せるように支援するかを考えることはチームの仕事です。経験則になりますが、新しいチームに入ってからの1〜3か月の間の受け入れ方の良し悪しでその後の定着率が変わってくると感じています。構いすぎもよくありませんが、放置だけは絶対にしてはいけません。

 チームが採用に関わっていく中で大事なポイントは「採用人数にコミットしない」ことです。数を追いかけてしまうと、その目的を達成するために基準に対して妥協してしまう気持ちが出てきます。

 このような活動を通じて、チームは新しい力を受け入れながら柔軟に拡大していくための知識を獲得していくことができます。それはきっと、開発しているプロダクトにも新しい風を吹かせてくれるはずです。

今回の「プロダクトマネジメントで知っておくべき重要なこと」

 チームの良い文化を作るために、チームで採用にコミットしよう

 文化は非常に明文化しづらく、脆いものなので、影響の大きいところには意識的にチームでコミットしていくことが大事です。特に採用は、その活動を通じて様々な衝突が起きる可能性があるため、チームとしても疎かにはできません。

 良いプロダクト作りを続けていくためにもチームで採用していきましょう。

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この記事の著者

阿部 信介(クラスメソッド株式会社)(アベ シンスケ)

クラスメソッド株式会社 CX事業本部 Organization ManagerWin32アプリケーションのプログラマ、社内イントラ系エンジニア、自社サービスの開発マネージャなどを経て2018年より現職。現在は、受託開発で顧客と併走しながら価値を出せる組織を目指して、開発チームを横断的に支援するための...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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