米Linux Foundationは、組織内の管理職や技術スタッフにオープンソースのベストプラクティスを紹介する新トレーニングプログラム「Open Source Management & Strategy(オープンソースの管理と戦略)」を、1月12日(現地時間)に発表した。
同プログラムは、7つのコースで構成されており、経営者、管理者、ソフトウェア開発者、エンジニアが組織内で効果的なオープンソース プラクティスを構築するための基本的な概念を理解・説明できるように設計されている。また、オープンソース プログラム オフィス(OSPO)の作成方法に関する説明を含むなど、オープンソースの効果的なプログラム管理を任せられたリーダーにも役立つ。
オープンソースのベストプラクティスに関する多くのトレーニングモジュールの蓄積された知見をベースに、企業でオープンソースを効果的に活用する際に重要なすべての要素に関する最新のコンテンツが追加されており、受講者は自身のペースで学習でき、オープンソース プラクティショナーの迅速な育成が可能な内容となっている。
コースは以下の通り。
- LFC202(オープンソース イントロダクション) オープンソースとオープン スタンダードの基本的なコンポーネントについて
- LFC203(オープンソース ビジネス戦略) さまざまなオープンソース ビジネスモデルと、それぞれの実践的な戦略や方針を策定する方法
- LFC204(効果的なオープンソース プログラム管理) 効果的なOSPOを構築する方法と、それを運営するために必要なさまざまなタイプの役割と責任
- LFC205(オープンソース開発プラクティス ) 健全なオープンソース プロジェクトにおける継続的インテグレーションとテストの役割
- LFC206(オープンソース コンプライアンス プログラム) 効果的なオープンソース ライセンス コンプライアンスの重要性、オープンソースを安全で効果的に消費できるようにするためのプログラムとプロセスの構築方法
- LFC207(オープンソース プロジェクトとの効果的なコラボレーション) アップストリームのオープンソース プロジェクトと効果的に連携する方法、プロジェクト コミュニティとの作業から最大の利益を得る方法
- LFC208(オープンソース プロジェクトの作成) 新しいオープンソース プロジェクトを作成する理由と価値、新しいプロジェクトを立ち上げるために必要な法的プロセス、業務プロセス、開発プロセス
1年間の受講料は499米ドルで、7つのコースを無制限にアクセス可能となっており、修了時には修了証を取得できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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