「Kong Gateway 2.3」では、ルート名とサービス名でUTF-8形式の文字を使用できるようになっている。
セキュリティ関連では、サンドボックスにおいてデフォルトでKong PDK、OpenResty ngx API、Lua標準ライブラリのみがサーバレス関数により許可されるほか、Kongで生成されたSSL秘密鍵のデフォルト権限が「600」に設定されるとともに、「OpenSSL 1.1.1h」から「OpenSSL 1.1.1i」へアップデートされるなど、セキュリティを向上した。
プラグイン関連では、HTTPログプラグインにおいてHTTPリクエストにヘッダを追加可能になるとともに、ヘッダまたはクエリ文字列で渡されたものを受け入れるか拒否するかを指定できる鍵認証プラグイン、リクエストのサイズを制限するプラグインが追加されている。
ほかにも、コントロールプレーンとデータプレーン間のバージョンの互換性をチェックして、データプレーンとプラグインがハイブリッドモードのコントロールプレーンと互換性があることを確認する機能や、代替の証明書とキーのペアを指定する機能などが追加された。