米Kongは、APIゲートウェイの最新コミュニティ版となる「Kong Gateway 2.3」を、1月21日(現地時間)にリリースした。
「Kong Gateway 2.3」では、ルート名とサービス名でUTF-8形式の文字を使用できるようになっている。
セキュリティ関連では、サンドボックスにおいてデフォルトでKong PDK、OpenResty ngx API、Lua標準ライブラリのみがサーバレス関数により許可されるほか、Kongで生成されたSSL秘密鍵のデフォルト権限が「600」に設定されるとともに、「OpenSSL 1.1.1h」から「OpenSSL 1.1.1i」へアップデートされるなど、セキュリティを向上した。
プラグイン関連では、HTTPログプラグインにおいてHTTPリクエストにヘッダを追加可能になるとともに、ヘッダまたはクエリ文字列で渡されたものを受け入れるか拒否するかを指定できる鍵認証プラグイン、リクエストのサイズを制限するプラグインが追加されている。
ほかにも、コントロールプレーンとデータプレーン間のバージョンの互換性をチェックして、データプレーンとプラグインがハイブリッドモードのコントロールプレーンと互換性があることを確認する機能や、代替の証明書とキーのペアを指定する機能などが追加された。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です