SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

Amazon CodeGuru Reviewerが価格改定、Pythonサポートの一般提供も

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米Amazon Web Servicesは、コードレビューを自動化し、アプリケーションのパフォーマンスを最適化する「Amazon CodeGuru」における、Java/Pythonコードの問題点を検出し、修正のための推奨事項を提供する「Amazon CodeGuru Reviewer」の価格を最大90%安くするとともに、Pythonサポートの一般提供を開始することを、4月6日(現地時間)に発表した。

 Amazon CodeGuru Reviewerは、これまで1か月あたりに分析したコード行数(LoC)に基づき、100LoCあたり0.75ドルで提供されていたが、新たな価格設定ではリポジトリの合計サイズに基づき、固定の月額料金となる。

 すべてのリポジトリで、コードの最初の10万行に対して月額10ドルがかかり、10万行増えるごとに月額30ドルが追加される。なお、リポジトリの最大ブランチのみがカウントされ、空の行やコメントはカウントされない。また、必要に応じてリポジトリのフルスキャンを行ったり、プルリクエストごとに増分レビューを実行することも可能で、月額料金にはすべての増分レビューが含まれ、リポジトリごとに1か月あたり最大2回のフルスキャンが含まれる。追加のフルスキャンには10万行ごとに10ドルが課金される。

 新たな価格設定の導入によって、料金が最大で90%安くなる。また、最初の90日間は10万LoCまで無料で利用できる。

 Amazon CodeGuru ReviewerにおけるPythonサポートは、2020年12月よりプレビュー提供が行われてきたが、今回の一般提供開始にともない、Pythonにおける検出のカバレッジと精度を高めるとともに、リソースリーク検出の改善、コードの保守性および入力検出機能の追加が行われた。

 なお、ランタイムパフォーマンスデータを収集し、コードがCPUでどのように実行されているか、どこで時間が消費されているかを特定可能な「Amazon CodeGuru Profiler」におけるPythonサポートは、引き続きプレビュー提供となっている。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/13915 2021/04/09 08:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング