米Microsoftは、オープンソースのパッケージマネージャであるvcpkgの、すべてのエンタープライズ機能が一般利用可能となったことを、5月19日(現地時間)に発表した。
最新のvcpkgリリースでは、エンタープライズ機能としてバージョン管理、バイナリキャッシュ、マニフェスト、レジストリを開発者、チーム、企業が一般利用できるようになっている。
vcpkgには新機能として、ネットワークファイル共有、NuGetフィード、クラウドバイナリストレージソリューションからオンデマンドで復元可能な、ビルド済みライブラリをバイナリでコピーして保存するバイナリキャッシュ、ソース管理で維持でき、MSBuildおよびCMakeプロジェクトと自動的に統合されるvcpkg.jsonファイルで依存関係を宣言可能なマニフェスト、特定のバージョンで取得するライブラリを設定してロックするバージョン管理、パブリックカタログで利用できるオープンソースライブラリのフォークや、他のカスタムライブラリなど、独自のライブラリをvcpkgに移動するレジストリが追加された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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