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プログラミング言語「Scala 3」がリリース

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 オブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を併せ持つプログラミング言語Scalaの最新版となる、「Scala 3」が5月14日(現地時間)にリリースされた。

 Scala 3は、28000のコミット、7400のプルリクエスト、4100のイシューのクローズを経てリリースされ、型理論の最新研究と、Scala 2における経験が反映されている。

 Scala 3では、Scala 2での経験に基づき、使いやすさ、学習のしやすさ、拡張のしやすさが重視されており、学習のためのドキュメントをはじめ、再実装されたマクロの解説、Scala 2からの移行ガイドなど、各種ドキュメントの充実化が行われた。

 なお、Scala 2.13の時点では2597のライブラリが存在したが、Scala 3にはリリース間もない時期にも関わらず308のライブラリが提供されている。

 バージョン3.0.0以降は、6週間ごとに継続してリリースが行われ、リリースごとのパッチバージョンの追加を予定している。また、安定版リリースの6週間前にリリース候補となるRC1をリリースする。パッチリリースには、それぞれのマイナーバージョンに影響を及ぼすバグの修正が含まれており、ソース、バイナリ、TASTyについて相互に上位互換性と下位互換性が確保される。

 新たな言語機能と標準ライブラリAPIは、将来のマイナーバージョンで登場予定で、ソースの後方互換性が失われる可能性もあるが、バイナリまたはTASTyの下位互換性は損なわれないため、Scala 3.0.0で構築されたライブラリは、Scala 3.x.yでも動作する。

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https://codezine.jp/article/detail/14236 2021/05/26 13:00

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