個人開発が、変化する時代にキャリアを築くチャンスにつながる
――現在は在宅勤務が増え、人によってはじっくりと個人開発をする時間が取りやすいかと思いますが、このような時代をどのように捉えていますか。
コロナ禍の前後という、世の中が大きく変化するタイミングは、新しいサービスを作ることや新しいニーズを見つけるチャンスです。例えば、今の大学生や新入社員が抱える「オンライン生活で友人関係を築きづらい」といった課題は、若い人たちだからこそ気づけますし、経験年数が豊富な人たちだと気づきにくいと思います。そこにチャンスがあります。
そういう気づきもしないニーズは絶対にあるので、「こういうサービスがあったらいいんじゃないか」と提案して作っていくと、同じようなことに困っている人には必ず刺さると思います。
――では、個人開発で学んだことでご自身のキャリアに活かされているのは、どんなことだと思いますか。
まず、チャンスはあらゆる場所に転がっていると思います。大事なのは、それがチャンスだと気づける能力と、そのチャンスをつかむ握力だと思っています。気づくには、いろいろなことを知っていないと気づけませんし、チャンスをつかむには自分でやりきる力が必要です。
個人開発は、この2つの力を磨くのに非常に相性がいいと思います。自分一人でWebサービスを考えてリリースしていくと、多くの課題にぶつかります。その中で、自分で気づけなかったところがボトルネックになりますし、考慮しなかったところがユーザーから不便だと指摘される要素になります。
なので、Webサービスを自分なりにひと通り作ってリリースして、ユーザーに使ってもらうという一連のプロセスを体験するだけで、チャンスに気づく力や、気づいたチャンスをつかむ力などは身につくと思います。
一度、自分一人で何かに全力でぶつかってみると、自分の苦手な部分も分かりますし、意外と得意な部分も分かります。だからこそ、個人開発が自分をスキルアップさせる上で、非常にいい体験になると思います。
――最後に、今後新しいことにチャレンジしようと考えている若手デベロッパーやこれから個人開発にトライしたい人に、アドバイスをお願いします!
今の若い人にとって、インターネットは生まれたときから身の回りにあって当然なものだと思いますが、私はそのインターネットにまだまだ大きな可能性があると感じています。
ちょっとした取り組みをしたことが、後々の人類の歴史を変えていく可能性があると本当に思っています。例えば、一日で作ったちょっとしたサービスだけど、そのコンセプトが受け継がれていき、やがて別のビジネスにつながることや、そういった取り組みがきっかけで出会った仲間と将来大きなことをするなど、そういったことが起きても全然おかしくないと思います。
なので、「これをやってみたらいいんじゃないか」「これをやると面白いんじゃないか」と少しでも思えるものがあれば、一歩踏み出して行動していくと、自分が思っている以上に発展するかもしれません。私も頑張っていくので、一緒に頑張っていきましょう!
――横山さん、ありがとうございました!

