専門学校HALは、クラウドコンピューティングサービス「Azure」を活用した小中高生および教職員向けのコンテンツを日本マイクロソフトとの産学連携で企画・開発する。
専門学校HALのIT学部では、世界的に導入が進む「クラウドコンピューティング」を活用したシステム開発を学ぶため、授業でAzureを導入し、学習している。
学生チームによるプレゼンテーションが先日行われ、各企画を開発するにあたって日本マイクロソフトから直接フィードバックをもらった。現在、学生チームは8月の完成を目指して開発を進めている。
日本マイクロソフト デジタルセールス事業本部 公共営業本部 本村竜介氏は「発想力が豊かで、柔軟性のある面白いアイディアばかりで驚いています。ゲームを取り入れた案も多くありましたが、海外のMBAでもゲームをビジネスに取り入れる手法は研究されていて、着眼点として非常に良いと思います。HALの皆さんは企画を実装できるスキルがあるのが強みだと思います。マーケティングや技術的な部分も追求して、良いプロダクトを目指してください。期待しています」とコメントした。
国としても「デジタル人材育成」は重要な政策であり、教育コンテンツの整備が必要とされている。本連携を通して学生たち自身がAzureやクラウドコンピューティングの理解を深めるとともに、若い感性を活かしたアイディアで、将来のデジタル人材育成への貢献も視野に、取り組んでいく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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