サイバートラストは、オープンソースプログラムオフィスを設立したことを6月23日に発表した。
オープンソースプログラムオフィスとは、オープンソースの世界と企業の内部との全ての接点に関与・支援し、OSS への貢献と事業との接続を図る部門や組織。OSS を組織で利用・推進する際の戦略や管理を司り、活動には OSS ライブラリの選択、ライセンスコンプライアンスのワークフロー、広範な OSS コミュニティとの関係などの監督が含まれる。
OSSの統括・推進団体であるLinux Foundationは、OSSの利用を組織として管理し、戦略的に考える必要性があるとして「企業のためのオープンソースガイド」の公開などでオープンソースプログラムオフィスの取り組みを支援している。
サイバートラストは、社内でのOSS戦略の浸透と、技術のみでなく法律や文化も含めた OSSに関する理解の促進、OSS活動の自律性を促し支援する文化の醸造、OSSの利活用のサポートや社内外との関係構築が必須と考え、オープンソースプログラムオフィスを設立した。
サイバートラストのオープンソースプログラムオフィスでは、社内外におけるOSS活動の活性化・サポート、全社でのOSSに関する知識の浸透、ビジネス戦略上のOSS活動への支援、各部署とのOSS活用における連携を支援し、OSS戦略・ポリシーの策定に取り組んでいく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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