[注意] 今回のサンプルフローを実行するにはAzureアカウントが必要です(継続的に利用する場合は有償、無料試用期間があります)。使用できるAzureアカウントがない場合には以下のページにあるリンクからMicrosoftアカウントでサインインして作成できます。
はじめに
コグニティブサービスは、コンピュータ(人工知能)が文字や画像・音声を人間の認知を模して学習して予測・認識・分析するサービスです。本稿のサンプルではMicrosoftの提供するAzureコグニティブサービスを使用します。
Azure上では、任意の文章を入力としてその言語を判断、キー語句を抽出を行う「テキスト分析」サービスがあり、Web APIとして呼び出すことができます。
参照:「Azure Cognitive Service for Language とは - Azure Cognitive Services | Microsoft Learn」
本稿ではPower Automate for desktopのアクションとして用意されているMicrosoftコグニティブのテキスト分析呼び出しを使って、入力された文字列の言語の抽出を行うサンプルを作成します。次回は、引き続きテキスト分析のキー語句抽出を使ってWikipediaのページの文章で主要となる語句を抽出するサンプルを作成します。