Chatworkは、「Chatwork」の有料プランユーザーを対象に実施した「ChatGPTの利用に関する意識調査」の結果を7月5日に発表した。
本調査は、6月9日〜6月16日の期間にメールでのアンケート調査で実施され、「Chatwork」有料プランユーザー1604名から有効回答を得ている。
利用経験については、48.8%の人がプライベートでの利用経験があり、次いで41.6%の人がビジネスシーンでの利用経験があった。よって、約6割の人は何かしらで「ChatGPT」を利用しているものの、利用経験がない人も3割を上回った。
また、前問の認知を問う回答と照らし合わせると、約2割の人は「ChatGPT」を知ってはいるものの利用していないことがわかった。
ビジネスシーンでの利用方法については、情報検索がトップで31.4%、次いで原稿作成が30.7%。一方で、APIを使ったシステム構築は2.5%にとどまり、多くの人が「ChatGPT」単体で利用している様子がうかがえた。
勤め先の会社での「ChatGPT」の利用方針をたずねたところ、18%の人の勤め先で既に利用されており、23.7%の人の勤め先でも前向きに検討されていた。これらを合わせると約4割の勤め先企業が、「ChatGPT」利用に対して前向きであることがわかった。
一方で、方針について「わからない」と回答した人も35.5%に上り、利用方針が定まらない会社や興味関心が薄い会社も多くいることがうかがえた。
「ChatGPT」と「Chatwork」を掛け合わせた業務効率化について方法をフリーコメントで集めたところ「Chatworkへの投稿文の作成に利用する」「顧客対応に利用する」「アイデアブレストに利用する」という、それぞれのツールを行き来する単一利用も目立ったものの、API連携を利用したbot作成をし業務効率化に成功している人もいた。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です