米Microsoftは、クラウドで提供しているファイル共有サービス「Azure Files」に向けたGo言語のソフトウェア開発キット(SDK)「Azure Files client library for Go」の安定版を7月25日(現地時間)に公開した。Azure Files client library for Goは、MITライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。
Azure Filesは、ユーザー自身が所有するファイル・サーバーやNAS(Network Attached Storage)に代えて、クラウドでのファイル共有を可能にするサービス。Windowsのほか、LinuxやmacOSで利用できる。また、ユーザーの拠点にWindows Serverをインストールしたサーバーを置くことで、共有ファイルのデータをキャッシュすることも可能になっている。
Azure Files client library for Goを利用すると、Go言語で作成したプログラムからAzure Filesのサービスを利用できる。具体的には、ファイルアクセス前のユーザー認証や、フォルダの作成と消去、ファイルのアップロードとダウンロード、クラウド上のファイルの消去といった操作が可能になる。
Azure Files client library for Goは、Go言語のバージョン1.18以降に対応する。使用するには、「go get」コマンドでレポジトリからダウンロードしてインストールする必要がある。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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