基調講演とレベル別のおすすめセッションをチェック
──基調講演はどんなセッションですか?
Day 1の基調講演は、京都大学国際高等教育院教授の喜多一さんです。大学のプログラミング教材としてPythonを取り上げ、その演習教材をCC-BY-NC-NDライセンスで一般公開されています。基調講演ではPythonと教育について語っていただきます。
Day 2の基調講演は、GitHubのデータエンジニアであり、かつてPython Software FoundationでDirector兼議長を務めたLorena Mesaさんです。Pythonコミュニティの活動でも深い経験を持つ彼女の知見を語っていただきます。
──これからPythonを始めたい方や、Python初心者の方向けにはどんなセッションや企画がおすすめですか?
これからPythonを始めたい方は、チュートリアルに参加していただくと良いと思います。スポンサーブースではPythonの勉強を手助けしてくれる企業もあるので、そのあたりも回ってほしいです。
カンファレンス(トーク)ではキーノート(基調講演)を聞くこともおすすめします。各専門分野で活躍中の方を2名招待し、お話ししていただきます。登壇者の方たちのPythonに対する思いや勉強法などを聞くことができるでしょう。
他にも、数多くのスピーカーが一堂に集まり幅広い分野の技術トークが行われます。初心者でも興味あるタイトルや内容のセクションがあれば、聞きにいってみてください。またぜひ、登壇者に声をかけ技術トークをしてみてください。そのアクションが次につながりますので、前向きな行動をオススメします。それでもどうしたら良いかわからない、という方は近くにいるスタッフに相談してみてください。
今回は、20階の会場でアンカンファレンスがあるのも特徴です。アンカンファレンスは従来の形式にとらわれない自由なカンファレンスで、事前に応募していない方でも話題を提供・発表し、同じ興味を持っている人たち同士で議論ができるスペースとなっています。会場にはプロジェクターとスクリーン、参加者用の椅子が並んでいるだけ。希望者はスペース入り口のまっさらなスケジュール表へ持ち込んだ内容を書き込み、時間が来たら発表をして、ディスカッションします。その中に初心者の勉強会があれば、一緒に進めて行くのも良いかと思います。
──すでにPythonを使いこなしている方へ、オススメのイベントの楽しみ方はありますか?
カンファレンス(トーク)の中で、興味あるセクションがあれば、ぜひそのトークの場所に行っていただき、質疑応答の場で技術の議論をしてほしいです。その議論によって、お互いのさらなる技術向上ができるのではないかと期待します。
オススメの企画といえば、アンカンファレンスと、開発スプリントですね。アンカンファレンスの場所では、今までにみなさんが習得した技術を広めたり、交流を図ったりすることもオススメします。初心者へのサポートやケアもお願いしたいです。スプリントであれば、ぜひリーダーになっていただき、Pythonの活用法を広めるお手伝いをしてほしいです。
──PyCon APACに興味が出てきた読者の皆さんに向けて一言お願いします。
日本最大級のPythonカンファレンスがAPACとして名前が変わって、東京で開催されるのは10年ぶりです。本来であれば、海外に行って参加することになりますが、日本・東京でAPACイベントに参加できるメリットがあります。
例年行われるPyCon JPの楽しさや交流はもちろん、それにプラスして海外参加の方との交流が多くなることでPythonの知識向上にもつながります。コロナ禍が終わり、世界各地およびアジア地域から、そして日本全国から東京に集まり普段出会えない方々に会えるのも魅力の一つです。
参加者全員に配るノベルティは昨年のJPより充実し、会場設置のドリンク、お昼ご飯、オプションのパーティでの食事も楽しめるものとなっています。
PyCon APAC 2023への参加チケットはイベント当日までpretix上で販売を予定しています(売り切れ次第販売を終了)。本カンファレンスに興味を持っていただいたらチケットをご購入の上、ぜひ会場へ足を運んでください。参加者特典としてカンファレンス中のお昼ごはんやTシャツが付いてきます!
