サーバーワークスは、20歳以上の子どものいる男性エンジニア261名を対象に、男性エンジニアの育休に関する調査結果をまとめ、1月17日に発表した。
本調査は、2023年12月1日から8日までの期間に、インターネットを通じて実施され、全国に住む20代から50代の企業に勤めている子どものいる男性エンジニア261名から回答を得た。
育休の取得経験および取得予定について尋ねたところ、取得済みおよび取得予定の男性エンジニアは32.6%だった。一方で「取得しなかった」と回答したエンジニアは46.7%で、最も割合が高かった。
次に、育休を取得済みもしくはこれから取得予定の回答者に取得期間を聞いたところ、「1日~1週間未満(14.1%)」「1週間以上2週間未満(36.5%)」「2週間以上1カ月未満(22.4%)」「1カ月以上半年未満(15.3%)」「半年以上1年未満(10.6%)」という結果になった。
また、育休を取得済みの回答者に取得してよかったと思うかを尋ねたところ、98.2%が「とてもそう思う(78.2%)」もしくは「ややそう思う(20%)」と答えた。
一方で、育休を取得しなかったおよび予定がないと答えた回答者に、取得しなかった背景を聞いたところ、「取得したかったが状況が許さなかった(55.7%)」「取得したくなかった(44.3%)」となった。
「取得したかったが状況が許さなかった」と回答した人にその理由を聞くと、最も多かったのは「職場の雰囲気(36.1%)」で、「会社の制度が整っていない(27.8%)」「収入が下がる(23.7%)」「キャリアに影響が出る(7.2%)」が続いた。
また、育休を取得する環境が整っているとして、どの働き方が理想か選択式でたずねたところ、「育児休業給付が受けられるギリギリの期限まで育休を取得したい(37.5%)」が最も多く、次いで「育休を取得しない、もしくは数日で復帰し、育児をしながらオンラインの在宅勤務で働きたい(16.1%)」となった。
加えて、子どもが3歳になるまでオンラインでの在宅勤務を希望するかという設問では、73.6%が「希望する」と回答した。そのうち、「仕事中保育所に預けられなくても希望する」が41.4%、「仕事中保育所に預けられるなら希望する」が32.2%だった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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