LAPRASは、日本国内に在住するITエンジニアを対象に実施した、キャリアとアウトプットなどエンジニアの実態に関する調査の結果を5月28日に発表した。同調査は、3月29日〜30日の期間に行われ、881名から回答を得ている。
調査対象者に、現在活用しているLLMを尋ねたところ、「ChatGPT」が4割でもっとも多く、「GPT-4」「Copilot」「Google Bard」がそれに続いた。
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生成AIの利用状況としては、「生成AIをプロダクトやサービスに利用している」が3割を占めている。また、「生成AIの利用をやめた」(14%)という回答もみられた。
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現在の転職についての考えや状態を尋ねた質問では、「現在転職活動をしている」という回答が2023年調査時よりも減少するとともに、「今はあまり転職を考えていない」という回答は4年連続で減少している。
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現在の所属について尋ねたところ、副業をしている割合が2023年調査よりも減少する一方、フリーランスは増加した。
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2023年以前と現在の働き方を尋ねた質問では、ハイブリッド(出社とリモートワークの組み合わせ)の働き方が増加している。一方、理想の働き方は「フルリモート」が最多になった。
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GitHubにてアウトプットする頻度や量を尋ねたところ、年に1回以上アウトプットしている人が過去4年間でもっとも多い。
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年に1回以上アウトプットするエンジニアとそうでないエンジニアの働き方を比較すると、アウトプットするエンジニアはハイブリッドで働く割合が高く、理想と現在の働き方のギャップが少ない傾向にある。
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