SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

IT人材の採用担当者の約4割が生成AIの出現で求められるスキルが「変化した」と回答、「レバテックIT人材白書2025」を公開

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 レバテックは、IT人材を採用する企業担当者1000名とIT人材3000名を対象に実施した調査の結果をまとめた、「レバテックIT人材白書2025」を2月12日に公開した。同白書に関する調査は、2024年11月22日〜29日の期間に行われている。

 調査対象者のうちIT人材を採用する企業担当者に、生成AIの出現によって、エンジニアに求められるスキルは変化したと思うかを尋ねたところ、「変化した」とする回答は43.9%に達した。

 生成AIの出現にともない、より重要になったと感じるスキルとしては(複数回答)、「コミュニケーションスキル」(48.3%)がもっとも多く、以下「プロンプトのスキル」(38.5%)、「ピープルマネジメントスキル」(29.8%)が続いている。

 生成AIの出現にともない、以前ほど重要でなくなったと感じるスキルとしては(複数回答)、「プログラミングスキル」(26.0%)が最多となり、「資料作成スキル」(24.6%)、「予算管理スキル」(21.6%)がそれに続いた。

 調査対象者のうちIT人材に、業務で生成AIを使用したことがあるかを尋ねた質問では、「ある」とする回答が46.7%に達している。

 使用頻度が高い生成AIサービスとしては(複数回答)、「ChatGPT」(85.7%)が他を大きく引き離してもっとも多く、「Microsoft 365 Copilot」(37.7%)、「Gemini」(19.8%)がそれに続いた。

 生成AIの活用方法を尋ねたところ(複数回答)、「実装(コーディング)」(33.2%)が最多となり、以下「開発以外の業務改善」(31.3%)、「提案/営業(文章作成・要約)」(26.8%)が続いている。また、「テスト(テストケース作成)」(15.2%)、「提案/営業(企画)」(14.5%)といった活用方法もみられた。

 職場に生成AIが導入されている人に、生成AI導入によって業務が効率化されたかを尋ねた質問では、「効率化された」とする回答が54.3%に達している。

 生成AIに対するイメージを尋ねた質問では、「ポジティブ」と「どちらかというとポジティブ」を合わせた割合が約7割を占めた。

 生成AIに対するイメージとして、「ポジティブ」または「どちらかというとポジティブ」と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、「業務の効率化が期待できるから」(51.8%)がもっとも多く、以下「業界の成長と発展が期待できるから」(41.1%)、「新たなプロダクトが生み出しやすくなるから」(35.4%)が続いている。

 生成AIに対するイメージとして、「ネガティブ」または「どちらかというとネガティブ」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「ディープフェイクの悪用リスク」(36.5%)、「情報漏洩リスク」(31.8%)、「権利侵害のリスク」(28.5%)を懸念する意見が上位を占めた。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/20987 2025/02/14 16:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング