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業務でAIを利用しているITエンジニアの7割超は会社がAIツールを導入、サーバーワークスが調査

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 サーバーワークスは、20歳以上の企業に勤めるITエンジニアで、業務でAIを利用している人を対象に実施した、ITエンジニアの業務でのAI利用に関する調査の結果を4月17日に発表した。同調査は、3月18日〜21日の期間に行われ、268名から回答を得ている。

 本調査に先立って実施された、企業に勤めるITエンジニア1019名に、AIを業務で利用しているかを尋ねたスクリーニング調査では、「利用している」が46.3%、「利用していない」が45.7%と、約半数ずつに分かれた。

 スクリーニング調査で「利用している」と答えた人(本調査の対象者)に、自身の勤務先にAIツールが導入されているか、または個人で利用しているかを尋ねたところ、「会社で導入されている」(60.1%)、「個人で利用」(22.8%)、「両方」(15.3%)を合わせた割合は75.4%に達している。

 AIツールの導入状況を企業規模別でみると、5000人以上の企業では「会社で導入されている」(60.3%)、「(会社導入と個人利用の)両方(19.2%)」を合わせた割合が79.5%に達した。一方で、299人以下の企業では約3割超、中でも50〜99人規模の企業では47.6%が「個人で利用」と答えている。

 業務で利用しているAIツールとしては、「ChatGPT」(51.5%)がもっとも多く、「Copilot」(21.3%)、「社内開発のAIツール」(15.7%)がそれに続いた。

 業務で利用しているAIツールを、会社導入か個人利用でみると、どちらも「ChatGPT」の利用率が最多となり、会社導入では個人利用と比較して「Copilot」の利用率が高い。なお、「ChatGPT」は会社導入では42.2%、個人利用では68.9%と、大差が生じている。

 AIツールをどのような業務で利用しているかを尋ねた質問(複数回答)では、「ドキュメント作成・要約」(60.8%)がもっとも多く、「コードの自動生成・補完」(51.1%)、「バグ修正・コードレビュー」(45.1%)がそれに続いた。

 業務におけるAIツールの用途を、エンジニアの種類ごとでみると、システムエンジニアは他のエンジニアと比較して、「コードの自動生成・補完」での利用が多く、開発エンジニアでは「バグ修正・コードレビュー」の利用が多い。

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