TAG STUDIOは、同社の運営するプログラミング学習者向けWebメディア「プロリア プログラミング」が、エンジニア転職を成功させた女性を対象に実施した、アンケート調査の結果を5月12日に発表した。同調査は、4月17日〜5月1日の期間に行われ、52名から回答を得ている。
調査対象者に、エンジニアに転職してよかったと思うかを尋ねたところ、「よかった」(75%)と「とてもよかった」(21%)を合わせた割合が96%に達した。

現在の就業形態を尋ねた質問では、「正社員」(83%)が大多数を占めており、「契約社員・派遣」は15%、「フリーランス」は2%となっている。

現在のおもな勤務スタイルとしては、「オフィス出社とリモートワークの組み合わせ」(38%)がもっとも多く、「社内勤務」(40%)、「客先常駐」(13%)、「フルリモート」(8%)がそれに続いた。

エンジニアになろうと思った理由を尋ねたところ(複数回答)、「専門的なスキルを身につけ、手に職をつけたい」(75.0%)、「出産・育児などライフステージに合わせた柔軟な働き方がしたい」(63.5%)、「プログラミングに興味がある」(36.5%)が上位を占めている。

エンジニアになって収入が上がったかを尋ねた質問では、「上がった」が81%に達した。

エンジニアとしての年収は、「300万円以上500万円未満」(57.7%)が最多となり、以下「200万円以上300万円未満」(15.4%)、「500万円以上800万円未満」(13.5%)が続いており、76.9%が年収300万円以上、19.2%が年収500万円以上となっている。

エンジニアとして転職する前は、プログラミングをおもにどのように学んだかを尋ねたところ、「プログラミングスクール」(52%)、「独学」(29%)、「高校・大学など学校の授業」(15%)が上位となり、「職業訓練校」(2%)は少数派だった。

女性がエンジニアを目指すメリットとして感じたことを尋ねた質問(複数回答)では、「専門的なスキルで手に職をつけられる」(69%)がもっとも多く、以下「出産・育児などライフステージに合わせた柔軟な働き方がしやすい」(50%)、 「市場価値が高く、将来性がある」(33%)が続いている。

女性であることが理由で、職場で苦労したことがあるかを尋ねたところ(複数回答)、「苦労したことはない」が25%に達する一方、「職場にロールモデルがいない」(37%)、「生理など体調不良を言い出しづらい」(33%)、 「昇給・昇進しづらい」(27%)といった回答も寄せられた。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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