マイクロソフトは、5月13日、「Visual Studio 17.14」でエージェントモードがパブリックプレビューとして全ユーザーに利用できる状態になったと発表した。
Visual Studioのエージェンモードでは、自然言語を使用してタスクを定義できる。Copilot が自律的にコードベースの編集やツールの呼び出し、問題解決のための反復処理を実行する。
Copilot ChatおよびCopilot Editsとは異なり、エージェントモードは一つの提案やファイル編集にとどまらずジョブが完了するまで反復的に処理を行う。つまり、Copilotがプロンプトの指示を達成するまで、タスクを継続的に検証し、実行する。
そのため、ターミナルコマンドの提案や、エラーチェックやビルド/テストの反復実行などに役立つ。開発環境のリンターなどの信頼できるツールをMCPサーバー経由で呼び出す際にも有効。
現在Visual Studioのエージェンモードはプレビュー段階で、デフォルトでオフになっている。オンにするためには、Feature Search(機能検索)からcopilot-chat.agentを検索し、Agent Enabledにする。その後、Copilot ChatのウィンドウでAgentに切り替えると使用できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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