GMOメディアは、同社の運営するプログラミング・Webデザインスクール検索サイト「コエテコキャンパス byGMO」が、2024年1月1日〜12月31日の期間にプログラミングスクールへ入会した受講者を対象に実施した、満足度や学習環境に関する口コミ調査の結果を5月22日に発表した。同調査は、233件の回答を得ている。
調査対象者に、プログラミングスクールのメンター(指導者)への満足度を尋ねたところ、「5:満足」(39.1%)がもっとも多く、「4:やや満足」(36.1%)がそれに続いた。「5:満足」と回答した理由としては、「画面共有による個別指導」「キャリア相談への対応」「トラブル発生時の迅速なサポート」といった、一歩踏み込んだ伴走型のサポートを挙げる意見が寄せられている。一方、「質問への回答が遅かった」「メンターからの積極的な声掛けがなかった」という意見もみられた。

学習継続のモチベーション源を尋ねた質問では、「学習記録をつけ、スキルアップを実感しやすいようにした」(27.1%)が最多となっている。そのほか、「自分なりの成果物を作った」(19.0%)、「クラウドソーシングで簡単な仕事を獲得した」(4.7%)といった回答もみられた。

受講生同士の交流について尋ねたところ、「受講生同士で交流した」(16.3%)や「SNSで同じスクールの人とつながった」(4.7%)といった回答が寄せられている。また、「受講生同士の交流の場がある」という回答が82.4%を占めた。

休日の学習時間を尋ねた質問では、「2〜4時間程度」(32.6%)と「4〜8時間程度」(31.8%)がボリュームゾーンで、6割超がまとまった時間を学習に充てている。平日の学習時間も「2〜4時間程度」(32.6%)がもっとも多いものの、「1〜2時間」「30分〜1時間」の層も合わせて42.0%に達しており、休日と比較して短時間の学習に留まった。

学習に使用している端末について尋ねたところ、「ノートPC(Windows)」(34.9%)が最多となり、「ノートPC(macOS)」(27.0%)がそれに続き、6割超の人がノートPCをおもな学習端末として活用している。一方で、スマートフォンやタブレット端末を挙げる回答が2割超に達しており、中でもスマートフォンは18.7%を占めていることから、通勤中や移動時間などの「すき間時間」に学習している人が一定数存在することがうかがえる。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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