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国内ゲーム開発企業の77%が生成AIを導入、開発とクリエイティブ両面で活用が進む。クラウドエースが調査

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 クラウドエースは2025年7月9日、「ゲーム開発企業のクラウドインフラ選定および生成AI活用に関する実態調査」の結果を公表した。本調査は、国内ゲーム開発企業に勤務するエンジニア102名を対象に実施された。

 調査によれば、クラウドサービスの利用率はAWS(50%)、Google Cloud(46.1%)、Microsoft Azure(40.2%)が上位を占め、複数のクラウドを使い分けるマルチクラウドが主流となっている。

 クラウド選定の背景にある開発現場の技術課題として、「急激なトラフィック増加への対応」(47.3%)や「大規模データの効率的な分析」(34.1%)が挙げられる。これは、ユーザーの行動分析やゲームバランスの調整、イベント時の負荷対策といったゲーム開発特有の課題であり、これらを解決できる強力なデータ分析基盤(BigQuery など)や、柔軟なコンテナ管理(Google Kubernetes Engine など)を提供するプラットフォームが高く評価されるている。

 また、生成AIについては、77%の開発者が「利用している」と回答し、「コード生成・プログラミング支援」や「ストーリーやキャラクターのアイデア出し」など、開発とクリエイティブ両面で活用が進んでいることが示された。

一方で、生成AIの課題として「生成結果の品質の不安定さ」(51.9%)がトップに挙げられた。また、「社内ルールやガイドラインの未整備」と「セキュリティやプライバシーへの懸念」が共に41.6%で続き、技術的な課題と同時に、企業としてのガバナンス体制の構築が急務であることがうかがえる。

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https://codezine.jp/article/detail/21883 2025/07/11 12:00

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