Mozilla Foundationの完全子会社「Mozilla Messaging」が業務を開始した。
非営利法人Mozilla Foundationは19日、同社の完全子会社「Mozilla Messaging」が業務を開始したと発表した。Mozilla Messagingの最初の仕事は「Thunderbird 3」の開発となる。
Mozilla Messagingは、メールに限らず、インターネットのメッセージングとコミュニケーションの分野全体に焦点を当てた製品開発をしていくことを目的として設立された。理事会はMozilla Messaging CEOのDavid Ascher氏、Mozilla Labs担当部長兼ゼネラルマネジャーのChristopher Beard氏、MySQL AB CEOのMarten Mickos氏の3名から構成される。
今後、同組織はメールクライアント「Thunderbird 3」の開発に着手する。新バージョンではカレンダー機能の統合、検索機能の改良などが盛り込まれる予定だが、現時点で詳細は未定となっている。リリース時期についてMozilla Messagingは、「2008年後半のリリースを望んでいますが、具体的な時期は、どなたがこの集団的な取り組みに参加されるかによって左右されるでしょう」としている。
【関連リンク】
・Mozilla Messaging(公式サイト)
・Mozilla Japan - プレスリリース - Mozilla Messaging、業務を開始
・Mozilla Japan - プレスリリース - Mozilla Messaging、業務を開始: FAQ
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