日常的に学ぶ
学びの場へと足を運ぶ
学び続ける人の多くは、意識的に学びの場へと足を運んでいます。セミナーや研修のような場、技術コミュニティのように学ぶ意欲が高い人々が集まる場、様々なところに学習の機会があります。特にコミュニティのような場では、体系化された知識だけでなく、生きた情報や熱量が溢れています。こういったイベントは、以前は都心に集中しがちでしたが、ここ最近は地方コミュニティの動きが活発になっていたり、オンラインやハイブリッドで開催されるものが増えていたりと、居住地によらず学びの場に参加しやすい土壌ができつつあります。
彼らがそうした場に参加するのは、単に情報を受け取るためだけではありません。同じ関心を持つ仲間とつながり、議論を交わすことで、自分の考えを相対化し、新たな視点を得るためでもあります。
インプットから学ぶ
書籍、Web記事、Podcast、動画など。今の時代、学ぼうと思えばいくらでもコンテンツがあります。体系的にまとめられていたり、「理解してもらうこと」を主眼に置いてつくられたりするコンテンツは学びたい対象への理解を助けてくれます。筆者は本を読むのが好きなのですが、自分が門外漢の分野について学ぶときにはまず入門書にあたり、その入門書が引用している書籍をたどって理解を深める……というアプローチをとることが多いです。
学ぶ人は、ちょっとしたスキマ時間や休日を活用してコツコツとインプットをしています。
アウトプットを通して学ぶ
ブログ記事の執筆や技術イベントへの登壇など、アウトプットは優れた学習法です。自分の中に蓄積されているものの、まだ言語化されていない知識や経験(暗黙知)を整理し体系化することで、形式知として他者に伝えられる形になります。この過程で、自分が理解できていることと理解が足りない部分が明確になり、次に学ぶべき方向も見えてきます。深く強固な学びはこうして得られるのです。
日常に学びを溶け込ませる
学びの機会は日常の中にもあります。モブプログラミング中にほかのメンバーが見せた何気ないショートカットキーの使い方、社内で小耳に挟んだほかのチームの取り組み。このようなちょっとした気づきをその場限りのものにせず、メモに書き留めたり、Slackで小さく発信したりすることで、小さな学びが血肉となっていきます。学びを日常に溶け込ませるコツは、「完璧な学びの時間」を期待しないことです。通勤電車での10分、ミーティング前の5分でもかまいません。小さな積み重ねは、ある日突然自分の中でつながります。それは「点が線になる」、そして「線が面になる瞬間」です。成長とは、積み上げた点が、ある日ふと意味をもって結びつくプロセスなのです。


