柳井です。 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの「たったひとつの冴えたやりかた」を読みました。巨大な銀河帝国の話で、二つの大きな文化圏が始めて接触した時のエピソードを短編の連続で描いた作品です。 地球の歴史を振り返ると、二つの文化が幸せな出会いをして、その後に共存し発展することがどれだけ難しいことかがよく分かります。その意味で、この物語はSFであると同時にファンタジーです。あり得ないと一蹴することもできます。しかし、そういった理想の実現に努力する人々の姿は、私たちを強く感動させます。 奇跡とは、努力によって理想が結実した状態だと思います。その“奇跡”が起こった時、私は感動を味わいました。理想の実現のために努力する。そういった生き方を忘れないようにしたいものです。 |
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連載お気楽マンガ。正義の味方と悪の怪人を平行して演じるコード博士。どうやら遠隔操作時はつったっているだけで、自分で演技する必要があるようだ。毎週火曜日更新。
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柳井 政和(ヤナイ マサカズ)
クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。
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