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イベントレポート

Visual Studio 2010はこうなる!
― tech・days 2009セッションレポート

Visual Stuido 2010/.NET Framework 4.0の新機能ダイジェスト

.NET言語の新機能

 言語処理系については、C#が4.0になり、Visual Basicが10と、それぞれバージョンアップされる。VC++と関数型言語であるF#も機能強化される。C#4.0では、IronRubyやIronPythonに対応する動的ランタイム(DLR)がサポートされるそうだ。

機能が強化され、言語仕様間の差異も埋まってくる
機能が強化され、言語仕様間の差異も埋まってくる

.NET Framework 4.0ではコンポーネント群を再統合

 当然.NET Framework 4.0もDLRをサポートするようになるわけだが、この4.0では、これまで3.0、SP1、3.5、SP1とアドオン的に機能やコンポーネントが追加されてきたものを、すべて再統合することで、言語系、基本クラスライブラリ、並列処理、DLR、LINQといったコア部分とユーザーインターフェイス層、サービス層、データアクセス層といったレイヤ構造に整理される。

.NET Framework 3.50+SP1までのアーキテクチャ。アドオン的に拡張が積み重なっている
.NET Framework 3.50+SP1までのアーキテクチャ。アドオン的に拡張が積み重なっている
.NET Framework 4.0では、これまでのコンポーネントを整理、再統合しすっきりしたアーキテクチャになっている
.NET Framework 4.0では、これまでのコンポーネントを整理、再統合しすっきりしたアーキテクチャになっている

 なお、並列処理については、タスクベースの並列処理が可能になるといい、0~999までの階乗を10万回実行するという処理が4倍近く高速になるというデモによって、パフォーマンスの違いを見せていた。

並列処理機構の概念
並列処理機構の概念
999!を10万回計算するデモプログラムが、通常処理で32秒かかったところ8秒台にまで高速になった
999!を10万回計算するデモプログラムが、通常処理で32秒かかったところ8秒台にまで高速になった

 機能強化や変更点の多いVisual Studio 2010、.NET Framework 4.0なので、セッションも非常に盛りだくさんのものとなったが、最後に、ここで紹介した機能をさらに完成させるため、配布中のCTPを多くの技術者に試用してもらい、貴重なフィードバックをお願いしたいと、講演を締めくくった。

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この記事の著者

中尾 真二(ナカオ シンジ)

フリーランスのライター、エディター。アスキーの書籍編集から始まり、翻訳や執筆、取材などを紙、ウェブを問わずこなす。IT系が多いが、たまに自動車関連の媒体で執筆することもある。インターネット(とは当時は言わなかったが)はUUCPの頃から使っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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