2 演算子
演算子もいくつか異なるものがありますが、プリミティブ型と同様にJavaと類似しています。
演算子 | Java | Curl |
---|---|---|
足し算 | + | + |
引き算 | - | - |
掛け算 | * | * |
割り算 | / | / |
剰余 | % | mod |
値の増 | i++; | {inc i} |
値の減 | i--; | {dec i} |
AND | && | and |
OR | || | or |
NOT | ! | not |
文字列連結 | + | & |
同等 | == | == |
不等 | != | != |
小なり | < | < |
大なり | > | > |
以上 | <= | <= |
以下 | >= | >= |
3 制御文(if/for/switch/while/例外処理)
次は、条件分岐やループなどを行う制御文の比較を行います。
3-1 if文
条件処理を行うには、Javaと同様に「if」を使用しますが、条件式の後ろに「then」を記述する必要があります。「else」についてもJavaと同様です。
この辺りからCurl独自のカッコの記述に慣れが必要になってきます。
if文
if(条件) { .... }
{if (条件) then .... }
if-else文
if(条件) { .... } else { .... }
{if (条件) then .... else .... }
if-else if-else文
if(条件1) { .... } else if(条件2) { .... } else { .... }
{if (条件1) then .... elseif (条件2) then .... else .... }
Curlで条件を複数記述するとき
次のように()内に条件を書き、「and」などでつなぎます。
{if ((foo < bar) and (bar == baz)) then .... }
3-2 switch文
Curlのswitch文では、「switch」「case~do」「else」を使用します。
switch (値) { case 要素1: ... break; case 要素2: ... break; default : ... break; }
{switch 値 case 要素1 do ... case 要素2 do ... else ... }
3-3 for文
回数指定やインデックスを使用してループを行う場合には、「for~to~do~」を使用します。
for (int i=0; i < 10; i++) { ... }
{for i:int=0 to 10 do ... }
また、Javaの拡張for文に対応するループもあり、「{for~in~do~」という構文になります。
for (int val : listOfInt) { ... }