デバッグ
次は、デバッグのやり方を勉強したいと思います。
デバッグ時には、Ajax通信の「ローカル部分」「サーバー部分」のどちらにもブレークポイントを設定することができます。以下の画像を参考に、3箇所にブレークポイントを設定して下さい。
ブレークポイントの設定が終わったら、プロジェクト名を右クリックして、[Debug As]-[Web Application]をクリックします。
先ほどと同じように、コンソールと簡易ブラウザが表示されますので、[Send]ボタンをクリックします。[Send]ボタンをクリックした瞬間にブレークポイントに引っ掛かり、デバッグパースペクティブに切り替えるか聞いてきますので、[Yes]をクリックします。
すると、[Send]ボタンを押した時に通過するonClick
メソッドで停止したことが分かります。Debugウィンドウの上部にある[Resume]ボタンを1回押して下さい。
次は、サーバ部分のgreetServer
メソッドで停止したことが分かります。同じように[Resume]ボタンを1回押して下さい。
今度は、Ajaxで通信が戻ってきたonSuccess
メソッドで停止したことが分かります。
このように、GWTでは好きな場所でブレークポイントを設置することができ、さらにJavaScriptではなく、Javaのソースコードでデバッグすることができます。