1.5. プログラムの制御構造
ここからしばらく定義を続けます。後程、サンプルで確認しますので、しばらくお付き合いください。

1.5.1. 順番


図1に「ステートメント」のイメージ図を示しました。プログラムをステートメントの集まりとみなすのです。ステートメントのイメージは掴めるでしょうか。プログラムのソースコードを上から順番に見る感じに近いかもしれません。
1.5.1.1. 行数の数え方
ホワイトボックステストをする際にステートメントをどう数えるかが必要になってきます。これは後で出てくる網羅率を計算する時に使うからです。
プログラミング言語によってステートメントの数え方は変わります。
Javaでは行の後にセミコロン(;)を打つので、
1ステートメント = セミコロンの前まで
として良いでしょう。こういうステートメントの数え方を論理行で数えると言います。
FORTRAN、COBOL、アセンブラでは
1ステートメント = 1物理行
として良いでしょう。こういうステートメントの数え方を物理行で数えると言います。
プログラムの行数をきちんと数えることはテストだけでなく、ソフトウェア開発プロジェクト全体にとっても必要です。生産性は投入コストに対するプログラム行数という計算が出来るので、生産性を計算するのにプログラムの行数を使うからです。納入するプログラムの行数に応じてお金が支払われることもありますね。
1.5.2. 条件


セグメントは図2のように、制御が分かれたり合流したりするところに着目しているのです。同じプログラムがステートメントの集まりにも見えるし、セグメントの集まりにも見えるのです。
