セキュリティに関するフィックスとしては、LCGエントロピーの改善、ディレクトリパスが/で終わっていないときのtempnam内でのsafe_modeの検証、セッション拡張内でopen_basedir/safe_modeのバイパスが可能となる点などが修正された。
機能面では、SHA-256およびSHA-512の暗号サポートや、$_SESSIONの保護などが追加された。バンドルでは、sqliteが3.6.22に、libmagicが5.03に、PCREが8.00に、タイムゾーンデータベースが2010.3に更新された。
そのほかのバグフィックスの詳細は、PHP 5 ChangeLogを参照のこと。
【関連リンク】
・PHP 5.3.2 Release Announcement