Apacheの起動
設定情報を記述したら、Apacheを起動してみましょう。
# /etc/init.d/httpd start
Windowsの場合には、ApacheMonitorがタスクトレイに常駐しているはずなので、こちらからApache Service Monitorの画面を開いて、Apache 2.2を起動、または再起動します。
Apacheが起動したことを確認したら、次のURLをブラウザで表示させてみましょう。デフォルトのウェルカムページが表示されているはずです。これまでは組み込みサーバのポート番号(3000)を指定していましたが、Apacheのポート番号(デフォルトでは80)になることに注意してください。
http://<ホスト名またはIPアドレス>/test
Apache::Test
Apache::Testとは、Apache httpd Webサーバ上で動作するアプリケーション用のテストを作成するためのフレームワークです。もともとはmod_perl向けに設計されていましたが、現在ではmod_perlがない場合でも動作するようになっています。Apache::Test
では、tディレクトリ以下のテストスクリプト(*.t)実行以外に、Apacheの設定ファイルなどを自動生成したり、Apacheの起動および停止などを行うことができます。
Apache::Test
については、Running and Developing Tests with the Apache::Test Frameworkで詳しく説明されているので、こちらも参照ください。
Apache::Testのインストール
Apache::Test
はmod_perlに含まれているため、mod_perlをインストールすれば一緒にインストールされます。CGIやFastCGIなど、mod_perlをインストールしない場合には次のようにCPANやPPMを使用してインストールできます。
# perl -MCPAN -e 'install Apache::Test'