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「Ruby 1.9.2」リリース
2038年問題解消、IPv6改善、正規表現の拡張など

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 Ruby開発チームは19日、プログラミング言語「Ruby 1.9.2」をリリースした。

Ruby 1.9系統の最新版で、1.9.1からおよそ19か月ぶりのバージョンアップとなる。

 Ruby 1.9.2では、socket APIが大きく改善され、IPv6にかかわるプロトコル依存の問題などが解決した。また、Timeクラスが再実装され、いわゆる2038年問題(UNIXタイムスタンプを32ビット符号付き整数で管理することによる制限)が解消された。そのほか、より安全な乱数を生成するRandomクラスや、正規表現の拡張、新しいエンコーディングのサポート、IPv6対応の改善など、多くの機能追加が行われた。

 なお、16日には、既存バージョンの脆弱性(CVE-2010-0541)に対応したRuby 1.9.1-p430とRuby 1.8.7-p302もリリースされている。

 
【関連リンク】
Ruby 1.9.2リリース

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https://codezine.jp/article/detail/5395 2010/08/20 12:00

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