専用ビューワーでプレビュー表示を確認
実際に、端末をシミュレートしたビューワーでプレビューしてみましょう。
まず、表示に関する設定を行います。[パッケージエクスプローラー]内のプロジェクト名を右クリックしてコンテキストメニューを表示させ、[プロパティ]を選択します。
[プロパティ]ダイアログ内にある[実行/デバッグ設定]を選択します。
[ターゲットプラットフォーム]を「Apple iOS」に選択したうえで、[起動方法]項目で「デスクトップ上」を選び、「Apple iPhone 3GS」をクリックして、[OK]ボタンを押します
[実行]メニューから[実行]を押すと再生プレイヤーが立ち上がり、iOS用に書き出したアプリケーションのプレビューを行うことができます。
ipaファイルの書き出し
Flex Builder 4.5からは、作成したアプリを直接IPA形式のファイルとして書き出すことができるようになりました。IPA形式のファイルは、iTunes経由で実機にインストールし、実際に動かすことができます。
今回はデモ的に、先ほど作成したアプリをipaファイルへ書き出すまでを説明します(実際の書き出しには、証明書およびプロビジョニングファイルが必要となります。これらを揃えたうえで、アプリケーションのIDを適切に書き換えて書き出してください)。
まずは、[プロジェクト]メニューの[リリースビルドのエクスポート]を選択します。
すると、[リリースビルドの書き出し]ダイアログが表示されるので、ターゲットプラットフォームを選択し[次へ]をクリックします。
次に、証明書とパスワード、プロビジョニングプロファイルの指定を行います。今回はテスト的に使うので[Ad hoc]パッケージを選択しています。その後、[終了]をクリックすると書き出しが始まります。
完了すると、プロジェクトフォルダ内にipaファイルが出力されます。ぜひ、実機にインストールして、作成したアプリを動かしてみてください。