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CurlデベロッパーセンターPick Up(AD)

「Curl CDE/RTE」最新バージョン公開
~開発者に聞いた「Curlが企業システムに向いている理由」

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今後もユーザーエクスペリエンスを高めていく

Curlの今後の戦略や方向性についてはいかがですか?

三野氏
現在、韓国への対応を考えています。韓国にはマーケットがありますし、すでに利用していただいている企業も少なくありません。できれば今年中、あるいは今年度中に対応したいですね。言語としてのマルチランゲージには既に対応していますが、ヘルプは英語ですので、ローカライズするメリットは大きいと思います。
岡田氏
これからは大量のデータをハンドリングするニーズが増えると思うので、そういった要望にも対応していきたいです。また、ユーザーエクスペリエンスについても、今後どうあるべきかを追求しています。さらに、新たな市場としてモバイルを組み込んでいきます。モバイルはエンタープライズの企業システムと組み合わせてアプリケーションを提供していくニーズが高いと思います。

最終的にお客様はクライアントサイドだけを求めているわけではなく、システム全体を開発・構築する製品を求めていると思います。サーバサイドなどの製品を開発したり、他テクノロジーと組み合わせたりして、最終的にはクラウドサービスとして、プラットフォームを提供できないかと考えています。
三野氏
ユーザーエクスペリエンスで楽しさも提供していきたいですね。業務系はトップダウンですから、作業をいかに早く終わらせるかという点を重視します。そこでユーザーエクスペリエンスを意識したインタフェースを提供し、ステップ数を減らすという業務系に向けた新しい視点で、ユーザーエクスペリエンスを定義していきたいですね。
菅原氏
ユーザーが開発しやすいものを作っていきたいですね。Curlがわかりづらい、とっつきづらいというイメージも払拭したいです。例えば、Curlの色々な機能をマクロでラップして簡単に使えるDSLのようにすることは可能だと思います。そういったフレームワークなどを用意していけば、Curlを全く知らないお客様にも活用してもらえると思うんです。
 

コミュニティについてはいかがですか?

岡田氏
今はみんなで情報を書き込んでいる状況で、こういうことを始めるのは苦労するんだなと実感しています。いろいろ盛り上げる方策を実施していきたいと思っています。まずはアカウント登録して欲しいですね。

それと、まだ開始したばかりですが、今後はSNSなど別の媒体も含めて展開しようと考えています。
三野氏
住商情報システムには56社のパートナーがいます。パートナーの技術者にも参加してもらおうと考えています。後はオフラインでの交流も行って、大きなコミュニティを作っていきたいですね。SNSやFacebook、ファンサイトなどは現在検討中です。全体を考えてコミュニティサイトを拡大していきたいと思います。
 

ありがとうございました

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この記事の著者

吉澤 亨史(ヨシザワ コウジ)

元自動車整備士。整備工場やガソリンスタンド所長などを経て、1996年にフリーランスライターとして独立。以後、雑誌やWebを中心に執筆活動を行う。パソコン、周辺機器、ソフトウェア、携帯電話、セキュリティ、エンタープライズ系など幅広い分野に対応。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/6127 2011/08/30 14:00

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