フォームの作成
では、さっそくプログラムを作成しましょう。作成するプログラムは、前回の記事「リボンインターフェースでチャート表示を切り替える.NETアプリケーションの作成」のアプリケーションのリボン機能にタブを1つ追加し、グループを2つ追加したものです。また、フォームにはRichTextBoxコントロールを2つ配置し、フォームの下部にC1StatusBarコントロールを配置します。
最初のグループ「タイトル」には2つのツールバーを組み込み、それぞれフォント編集用のリボンアイテムを組み込みます。グループ「説明文」には、リボンアイテムのボタンを組み込み、OpenFileDialogコントロールを呼び出してRichTextBoxコントロールでファイルを開きます。
GUIのデザイン
今回のフォームは、前回作成したリボンの変更と、OpenFileDialogコントロールと2つのRichTextBoxコントロールを追加しています。C1StatusBarコントロールは、右のペインにラベル(RibbonLabel)を配置します。リボンには、以下のアイテムを追加しています。
アイテム | 個数 |
RibbonTab | 1 |
RibbonGroup | 2 |
RibbonToolBar | 2 |
RibbonFontComboBox | 1 |
RibbonComboBox | 1 |
RibbonColorPicker | 1 |
RibbonToggleButton | 3 |
RibbonButton | 1 |
フォームの変更
最初にフォームを修正します。まず、C1Chartコントロールの「Dock」プロパティを「None」にし、フォームにRichTextBoxコントロールを2つ配置します。
また、ツールボックスからOpenFileDialogコントロールとC1StatusBarコントロールをドラッグ&ドロップして配置します。なお、RichTextBoxコントロールは「HideSelection」プロパティを「False」に設定し、フォーカスを失っても選択した文字列が選択状態を保つようにしておきます。